【炉辺歓談】築城している慶應生に話を聞いてきた

世の中お金より大事なものがある。それが何かはわからないけど、その答えは築城計画のどこかにあるような気がしています。


 

新年あけましておめでとうございます!

ReActが始動して早2ヶ月、本記事をご覧くださっている方に本当に感謝を申し上げます。

今後とも多くの人にエネルギーを与えられるようなメディアを目指しますので、2019年もReActをどうぞよろしくお願いします!

 

ところで話は変わりますが、

例えば、一人暮らしの友達の家に遊びにいったとき。

例えば、時代劇を見たとき。

例えば、天下統一してみたくなったとき。

 


「自分だけの城がほしい…!!」

(画像:姫路城)

 


誰しも一度はこんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?

あるはずです(断言)

 

とはいえ城を築くなんて到底無理な話なので、普通はおとなしく一人暮らしの部屋探しをしますよね。

しかしそんな常識をひっくり返し、なんと築城をしている慶應生がいるとの噂を聞きつけ、早速ReAct編集部が取材に行ってきました!

 

12月某日、都内新宿にて


塾生証
氏名:今村秀一朗いまむらしゅういちろう

所属:経済学部1年

誕生日:1997年10月11日

出身地:埼玉県

 

“築城している慶應生”と聞いて、とにかく最初の印象は

 

「「“築城”というもののイメージが全くつかない…」」

 

の一点のみ。

しかも今村さんはとくに建築系というわけではなく経済学部ということで、さらに謎が深まります。

 

編集部:本日はよろしくお願いします!早速ですが、今村さんはまずそもそも何をされてるんですか?

今村さん:城を建てています

(城の完成予定図)

 

編集部:「城を建てている」というのは…?

今村さん:祖父が群馬に所有している土地に、中世武家屋敷のような建造物を建てています。実体としては山小屋なんですが、獣対策の堀を作るので、格好をつけて『城』と呼称しています。

編集部 : 広さはどれくらいあるんですか?

今村さん : 300坪はありますね。

編集部:イメージがつかないんですが(笑)

今村さん:テニスコート4面分+αって言ったらわかりやすいかな。

編集部:あー…なんとなく(笑) いつから築城を始めたんですか?

今村さん:構想はだいぶ前からだけど、協力者を募ったのが5月で、実際作業を始めたのは8月だから、まだ半年くらいしか経っていないね。

(築城予定地の一角。思いっきり山)

 

築城計画の意図とは


編集部:いきなり核心なんですが、なぜ城を建てようと考えたんですか?

今村さん:そもそも本計画の目的は『城を建てること』ではなく、『高校卒業後、異なる進路に進んだ仲間が集まる機会』を作ることなんです。

だからこそ、築城計画は仲間と協力してやることに意味があると考えてます。卒業すると、なかなか同期に会えなくなるじゃないですか。だから、あくまで築城は『名目』でいいんです。興味本位でみんな集まってくるでしょ?

編集部:そもそも築城が手段になるということがすごいですね…。現状何名くらいが参加したんですか?

今村さん:90人くらいかな。

編集部:90人!すごい規模ですね。

今村さん : 本当に驚きました。まさかここまで多く人が手伝いに来てくれるとは思ってもいなかったので。そのほとんどが僕の出身高校の人たちなんだけど、うち20人は顔すら知らなくて(笑)

SNSで築城計画を知って手伝いに来てくれるんだけど、如何せん顔を知らないわけだから、作業場で『あなたが◯◯さん?初めまして!』が日常でしたね(笑)

編集部 : すごい日常ですね(笑) 協力者の年齢層は同い年が多いですか?

今村さん:確かに同い年が多いけど、先輩も来てくださるし、何より後輩が頼りになりますね。今夏に母校の林間学校にOBとして引率に行ったので、現役高校生も手伝いに来てくれたりしてます。人の輪が広がってい過程を目の当たりにしている感じがします。

学年の垣根を超えた活動。この日は東大生×京大生が手伝いに来てくれた)

 

編集部:この城に名前はあるんですか?

今村さん:現地の地名をとって、「琴辻城(ことつじじょう)」て言います。旗印もあって、美大に通ってる高校同期が考案してくれました。

編集部:おしゃれな旗印ですね!その旗は自分で作ったんですか?

今村さん:そうです。これもまた母校の家庭科の先生に相談して、試行錯誤の上なんとか作りました。城なんで、旗は大事でしょう。今20本くらい作ってます。

編集部:母校をフル活用してますね(笑)

今村さん:そうですね、スペック高い人が多いのでフル活用させてもらっています(笑)

美大生がデザインを、建築学生が設計を、法学部生が建築基準法を担当したりと、本当にいろんな人に助けられています。こうしてみるとやっぱり人ではできなかったなと常々痛感させられます。

 

(作業場に掲げられる琴辻城の旗印『琴文字に琴柱』)

 

→次ページ

城って実際どうやって建ててるの?

この記事の内容が役に立ったらシェアしてください!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です