【イノシシと向き合う大学生】地元の人々のために

最近、町に突如出没し、問題となったヤツがいます。SNSやテレビで話題となりましたが、あなたはご存知ですか?


「泥棒」「不審者」と思った方が多いでしょうか?


しかし、実は人ではありません。


正解は、イノシシです。近年、市街地に出没し、人を襲う例も出ています。一応、イノシシとは何か?を確認してみましょう。

いのしし【猪】

イノシシ科の哺乳類。体長1.5メートル 前後。ブタの原種。ブタに似るが、犬歯が下顎あごから上方へ突き出る。体毛は硬く暗褐色。山林原野にすみ、夜行性で雑食。肉は山鯨・ぼたんと称して食用とする。(大辞林 第三版の解説より)


多くの人は、「山奥にいる野生動物」「地方の街中に出没する獣」というイメージを持っているでしょう。どうしても首都圏で暮らす(やれてる?)慶應生には馴染みが薄いかもしれません。

しかし、実は「神奈川県内でイノシシ対策に取り組む慶應生」がいるんです!


「そもそも神奈川県にイノシシっているの?」

「なんでイノシシ対策なんかするの?」

「どんな人がやってるの?」

きっとこんな疑問を抱いたのではないでしょうか。

そんなわけで【神奈川県内でイノシシ対策に取り組む慶應生】にインタビューにいってきました!

 

 塾生証
氏名:岩本将道いわもとまさみち
学部・学年:総合政策学部3年
所属団体:一ノ瀬友博研究室



11月某日、日吉キャンパスメディア前にて待ち合わせ。


岩本さんがいらっしゃいました!

「イノシシ対策に取り組む」というだけに、ワイルドそうな方が来るかなと勝手にドキドキしていましたが…

普通にオシャレ!しかし、整った髪型からは、どことなくやり手のベンチャー社長の雰囲気が。


早速、取材をはじめます。

 


編集部: はじめまして、ReAct編集部です。本日はよろしくお願いします。

早速なのですが、イノシシについての活動について教えて頂いてもいいですか?

岩本さん:はい、主にイノシシの被害を受けている神奈川県小田原市の石橋地区で、獣害対策の活動を行っています。活動は色々ですが、センサーカメラでイノシシの数を調べたり、ドローンで土地状況を判別したり、通り道を特定したりですね。

 

編集部:ハイテクな感じがさすがSFCですね。個人的には「獣害=地方の問題」っていうイメージが強いのですが、神奈川県にも獣害ってあるんですか?

岩本さん:はい。以前はなかったのですが、「イノシシを食べる動物がいない」「高齢化で土地が荒れる」などの理由から、近年増加しています。小田原市では、イノシシやサルなどによる農作物被害額が一年で2900万円(平成26年度)にも上ります。

編集部:街中に頻繁に出て来るんですか?

岩本さん:はい、石橋地区では、住宅地を含む2km×2kmのエリアに最低9頭のイノシシがいることを確認しています。

 

編集部:農家の方からしたら死活問題ですよね。

岩本さん:はい。対策としてネットを張っても、張ってないところからイノシシが入ってきたり、ネットに穴をあけて突破されてしまったりします。獣害対策のコストや維持管理の手間をあるので、農家の方は非常に苦しいと思います。

編集部:そうなんですね。

 

岩本さん:そこで、私たちは「わなオーナー制度」っていう新しい仕組みを作ることで、獣害対策に取り組もうと考えているんです。

編集部:「わなオーナー制度」ですか?

→次ページ

「わなオーナー制度とは…」

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