【イノシシと向き合う大学生】地元の人々のために

 

 

理想は、「根絶」ではなく「バランス」


編集部:今後の活動で、一番力を入れたいことは何ですか?

岩本さん:イノシシの生息密度推定です。つまり、「実際のところ、この地区にどれくらいイノシシがいるのか」ということを正確に調べることですね。まだ、きちんとした手法が確立されていないので。

 

編集部:それって、そんなに大切なんですか?

岩本さん:はい、やっぱり対策をする中で、具体的なデータが非常に重要なんです。「狩猟を始めて、どれくらい頭数が減ったのか」ということにも繋がります。理想は「根絶」ではなく、「バランス」なんです。あくまで、適度に頭数管理をするだけで、イノシシを根絶させたいわけじゃない。

 

編集部:なるほど。

岩本さん:食物連鎖って、非常に繊細なバランスで成り立ってるんです。イノシシが増加した理由の一つは、昔人間が狼を絶滅させたことだと言われていますし。

編集部:「バランス」がとれた理想の状態って、どんな感じですか?

岩本さん:イノシシの行動エリアが、山の方に後退していくことですね。その上で、適度にイノシシを捕まえて、数をコントロールするイメージです。まあ、その手法として「わなオーナー制度」が確立するといいなと思っています。

 

岩本さんからのメッセージ


編集部:それでは、読者にメッセージをお願いします。

岩本さん:そうですね。イノシシ肉とか見つけた際には、是非トライしてみてください。ちなみに、味噌煮込みが一番です。

 

編集部:やっぱりクセとか強いんですか?

岩本さん:味噌とかでちゃんと味付ければ、全然気にならないです。あと、僕はシンプルに焼いて食べたんですけど、全然大丈夫でした。全然柔らかくて。

 

まとめ


 

「イノシシ対策に取り組む慶應生」というテーマでのぞんだ取材でした。その正体は「石橋地区のよりよい未来のために奔走する、誠実な大学生」でした。

「わなオーナー制度」が確立され、獣害解決に一歩前進する未来は、そう遠くないかもしれません。

あなたも大学生活で何かを一生懸命追いかけて、夢を具現化してみてはどうでしょうか?

 

【教訓】
理想は、「根絶」ではなく、「バランス」

 

編集部より

今回取材をさせていただいた岩本さんは、以前ご紹介させていただいた菅田悠介さんと同じプロジェクトに参加されています。同じプロジェクトに参加されているお二方ですが課題解決に対する向き合い方に違った印象を受けました。お二方の記事から、狩猟がもつ可能性を感じとっていただければ幸いです。
菅田さんの記事はこちらからご覧いただけます。

 

ライター:小川

 

 

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