【元日本代表!?医学部!?蹴球部主将!?】究極の文武両道を体現する男、古田京とは【後編】

 

受け継がれる意志、そして新チームへ


 

12/22の敗戦を受け、既にチームは新しい方向へと歩みを進めている。

今年はチームとして例年以上に練習から私生活まで細かいところまでを突き詰めてきた。それはチームとして苦しい戦いをものにしたいという強い意志の表れでもあった。

細部にまでこだわり、そして日本一マジメに練習をしてきたという自負があるからこそ今回の負けを受け入れられない部員は多いようだ。

試合後でのミーティング、古田さんは部員に対し悔しいという気持ちしか伝えられていないと言う。まだ自分自身切り替えることもできないし、来年のチームに対してあまり多くのことは伝えることができていないと。

 

唯一ミーティングの場で残した言葉は、「スタンダードを下げるな」という言葉。「他のどの大学よりも、慶應の他のどの體育會よりもこだわりを持って取り組むのがラグビー部」であると。そのスタンダードを下げるなという言葉が今後輩に対して伝えられた唯一の言葉である。

 

しかし次にこう続けた。「負けて本当に悔しいけど百歩譲って良かったと思えるのは1〜4年生まで試合のメンバーじゃない選手が最後声を枯らすまで応援してくれたこと」だと。
試合に負けはしたが最後にチームの一体感を感じたと言う。

 

まだ何も後輩にメッセージを伝えられていないという古田さんだが、後輩の目からは古田さんはどのように映っていたのだろうか。

 

新チームを担う2人の選手にインタビューを行った。

 

3年栗原由太さんは、古田さんがチームに与えた影響として次のように語る。

「チーム全員での勝ちへのこだわりという部分。一人一人がチームにどうコネクトしていくかというところや細かい日頃の行いの大切さを教えてくれた。プレーでは常に安心感があった。」

 

そして同じく3年川合秀和さんは、古田さんがチームに与えた影響として

「細部にこだわるところ。古田さんはonフィールドだけでなく、それ以外の部分でも日本一を目指していた。掃除、整理整頓、挨拶など多くのラグビー以外での部分でチームは成長したと思う。何事も妥協しないことを教えてくれた。」

 

2人の言葉からもわかるように古田さんがチームにもたらした功績は計り知れない。古田さん自身はまだ何も伝えられていないと言うが、この1年間古田さんと共に戦ってきた後輩にはしっかりと古田さんの意志が受け継がれているはずだ。

 

最後に、新チームへの意気込みを2人に伺った。

「今年はより強く日本一という意志をぶらさず、日々精進して参ります。そして多くの方に愛されるような熱いプレーを体現できるチームを目指して頑張ります。」(3年栗原由太)

「今年はあと1%勝利に足りなかった部分を追求し、貪欲に勝ちにこだわっていきたい。全員が日本一という目標に向かって切磋琢磨し、2年間超えられなかった壁を超えてみせます。」(3年川合秀和)

 

古田京という偉大な選手が残したもの。彼の意志は間違いなく慶應蹴球部のDNAとして受け継がれ、次のチームへと繋がっていく。彼がチームに寄与したものを糧に新チームは是非日本1の栄冠を勝ち取って欲しいと思う。

頑張れ蹴球部。

 

教訓

「中途半端だと愚痴が出て 一生懸命だと知恵が出る いい加減だと言い訳が出る」

ライター:代表

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