【狩猟する大学生!?】フードロスに一石を投じる

 


あなたは「食べ残し」についてどのような考えを持っていますか?

この「食べ残し」については過去、様々な形で議論がなされています。

 

日本で言えば、、、

 

『某YouTuberがレストランで大量に注文をして食べ残しをした。』
『ビュッフェ形式で自分が料理をとってきたのにも関わらず大量に食べ残しをする。』

 

 

 

 

これはほんの一例ですが、このような形でも度々表面化する食料廃棄問題(フードロス)。長年解決しない世界的な問題でもあります。

多くの人が解決策を模索するなか、独自の視点でこの問題に取り組んでいる現役の大学生がいます。

 

今回はそんな方に取材を行いました!

 

「食料廃棄問題に対しての取り組みとは?」

「なぜ、食料廃棄問題に興味を持つようになったのか?」

「大学生でこの取り組みをしているのはなぜ?」

 

などなど、幅広くお話を伺ってきました。

 


 

といっても、取材時まであまり詳細な情報を把握していなかった編集部。

 

掴んでいた情報としては、「鳥をかっている方」という情報。

しかも、「狩っている?」「飼っている?」

全くよく分からないまま取材を迎えてしまいました。(申し訳ありません、、)

 

 

今回、取材を受けてくださったのは、こちらの方。

 塾生証
氏名:菅田悠介すがたゆうすけ
学部・学年:環境情報学部4年
所属団体:一ノ瀬友博研究室


 

 

11月の寒空の下、半袖半ズボンで登場


 

編集部:よろしくお願いします!

菅田さん:こちらこそお願いします!

編集部:半袖ですね(笑)

菅田さん:いつもです(笑)

編集部:大変申し訳ないのですが、菅田さんのことを「鳥の方」としてしか分かっていなくて、、、

菅田さん:「鳥の方」ってとらえてもらって構わないです(笑)

 

編集部:環境情報学部の4年生とお聞きしたんですけど、就活とか進路はもう決められたんですか?

菅田さん:とりあえず、就活はのばすことにして、今休学中です。(今期9月から)
実は小田原の田舎の方の石橋地区というところに引っ越しまして、今はめっちゃ田舎の方の神社に住まわせてもらっているんですけど。

 


編集部:小田原!!神社!!そこでは何をされているんですか?

菅田さん:農家の方のお手伝い、あとは狩猟のお手伝いをしながら狩猟について学んでいます。

 


編集部:なぜ小田原?

菅田さん:小田原っていうのは東京に電車で一本で出れたり、いわば都会と田舎の中間地点なんです。都内からもすぐ近くにあるということで、場所自体に可能性を感じるし、すぐ近くにある田舎にどれだけ人を呼べるかということに関して魅力的な場所だなと。

その小田原の地で、狩猟体験をしてもらうような仕組み作りをしたいなと考えています。
自分がやるだけでなく多くの人にやってもらえるような仕組みを。

 

小田原 石橋地区

 


編集部:神社に住んだきっかけは?

菅田さん:いろいろありました(笑)そもそも小田原に引っ越したキッカケは、
SFCの研究会のプロジェクトがキッカケで。

 


編集部:どんなプロジェクトですか?

菅田さん:自然、環境を守ろうということで、慶應大学と小田原市が一緒にやっているプロジェクトがあるんですけど。そのプロジェクトに研究会の人たちと関わる中で、フィールドワークとか現地に行く機会があって小田原がすげえ面白い良い場所だなと感じました。

今は、(研究会として)自然とかを守る仕組みの提案を研究しているんですけど、
ただ提案するだけじゃなくて、自分は実際に中に入って活動しているという形です。

 


編集部:今、休学をされているのも、その活動が主な理由ですか?

菅田さん:就活をしてる時に、小田原での活動をがっつりやりたいなという気持ちが強くなって、そこからシフトチェンジして休学することにしました。

 


編集部:単純な質問なんですけど、休学ってどういう風にするんですか?

菅田さん:日吉とか三田と違うのかもしれないんですけど、SFCは休学したいってなったら、四天王みたいな(学習指導要員的な)方と時間を見つけて面接をして休学のオッケーのハンコをもらえたら休学という感じです。

 

編集部:でも、休学するにも費用かかりますよね?

菅田さん:今、SFCが休学費用減額キャンペーンっていうのをやっていて、本当は何十万とかかかるところが今数万ぐらいになっていて

そのキャンペーンを自分の友達がやって、それを成功させて今はたしか3万6万ぐらいになってて。
その友達が中心になって学生から署名を集めて、学事と話し合って実際減額されることになって。

そのキャンペーンのおかげで減額されて、ちょうど良い頃合いだなと思って休学しました。


 

 

 

「食べ物ってこうやってできているんだ」という気づき



編集部:いつ頃から農業や狩猟というところに興味を持ち始めたんですか?

菅田さん:大学入ってからですね。大学入る前は、親の仕事の都合でかなり転々としていて、大阪神奈川名古屋福岡と。浪人のタイミングで横浜に引っ越してきてSFCに入学しました。

基本的に今まで都会にしかいなくて周りに畑とか山がある環境が今までなかったんですね。SFCに入学して、このSFCの田舎感にびっくりして(笑)
養豚場の匂いがしたり、近くに鶏小屋があったり、畑もたくさんあるし、無人販売所があったり。

自然と触れ合うことが増えて、農業に関心を持ち始めました。

でも、正直

『ここは慶應なのか!?』と思いました(笑)



この環境のおかげで、農業をしたり自然と触れ合うことは楽しいと気づいて、
鶏を育てたり、農業したりすることが楽しくなりましたね。

 


編集部:狩猟に関しては?

菅田さん:大学1年生、熊本でカモの解体の経験をしたことが大きいですね。
合鴨農法っていって、カモに稲につく虫とかを食べさせるんですけど、カモが大人になっちゃうと稲ごと食べちゃうんです。

それでその合鴨農法のカモを捌く、というワークショップが熊本であって、それに大学1年生の時に参加しました。

そこでの経験から「食べ物ってこうやってできているんだ」という気づきがあって、そこから食料廃棄問題への意識、興味が強くなりました。


その時から自分が食べ残しができない体になっちゃって、と同時に友達が食べ残ししてるとむかつくようになっちゃって(笑)

どうやってこの食卓に食材が並んでいるのか、分かってるの?って(笑)

 

実際に食料問題の解決の方向に目を向けた時に、

自分と同じように動物の解体を実際に目の当たりにすることによって、食への意識が変わるのでは?


と思って。
それがキッカケで、鶏を育てたり、とか狩猟・解体とかの方向に進みました。

 

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「食に偏見がない世界を作りたい」

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